かねきゅうの喪服宅配便

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一般的に「喪服」と呼ぶことがありますが、正式には「五つ紋付黒紋付」といいます。
女性の第一礼装で喪に服す、喪の装いに着る姿から喪服と呼びます。
黒紋付(喪服)の習慣は地域によって少しずつ違い一概に言えないところもございますが、一般的な考え方をご理解する事によりご購入の参考になれば幸いです。

1.黒紋付の意味

黒紋付(喪服)には五つの紋を入れる事により、一番格式の高い正式礼装になります。
背中に一つ、両胸に二つ、両袖に二つ、紋を入れますが、これにはそれぞれ意味があるそうです。背中がご先祖様、両胸がご両親、両袖が兄弟姉妹・親戚縁者、と、この皆が自分を守ってくれるといわれることから十九歳の厄除けに黒紋付を揃え、お守りとして持たせる地域があります。

紋の入れ方も考え方が地域によっていろいろございますが、女紋として母の紋を継いで入れる場合(関西は女紋が多い)、自分の家の紋を入れて嫁いでいく場合、嫁ぎ先の相手方の紋を入れていく場合と異なります。多くの方は、自分の家の紋を入れるのがほとんどだと思いますが、考え方としてこれから嫁いでいく人は、自分の家の紋か、嫁ぎ先の事を考えて相手方の紋を入れることがあります。
嫁いで何年もたっている人は嫁いだ先の紋を入れるというのが一般的な考え方ではないでしょうか。

2.黒紋付の使い方

黒紋付は悲しみ事だけではなく、いろいろな儀式で着られてきました。黒紋付に錦の帯を結びお祝い事に、また、袴姿でいろんな儀式に着られる事もございます。
特に宝塚の卒業式には黒紋付に袴姿での装いはとても素敵ですね。
最近では、黒紋付を持っていない人が多く、レンタルをされる方も増えているようですが、必要かなと思っていらっしゃる方は覚えておいてほしい事がございます。
捉え方は人それぞれですので、何とも言えませんが、どの様な式でどんな方の葬儀に着られたのかわからない着物には血筋を表す家紋を入れる事によって、ご先祖様、親、兄弟姉妹、親戚縁者全ての人の思い、皆から守っていただく御守り、厄除けの着物という意味は全くありません。
故人を見送る大切な時に、せめて自分の着物を着たいと思いこちらをご覧になられた方は、そのお気持ちを心より尊重し、亡くなられた故人をお見送りしてあげることが日本人の心ではないかと思います。

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